2013年09月03日

アルコール依存度の高さ

アルコールを口にすると暴れ出したり、
周りに当たり散らすのですが、


アルコールを口にしなければ、
今まで通りのいつもの表情。


本当ならこの段階でアルコール依存症を疑うべきだったのですが、
仕事の疲れやストレスのせいだと勘違いしてしまい、
より深刻な状況に追い込んでしまったのです。


初めの頃は週に一日、二日しか口にしなかったお酒が、
週に三日、四日...


ついには常にお酒を手にしていないと、
落ち着けないというところまできていました。


アルコールがないと調子がでないとか、
体調が悪くなると話していたのですが、


今になって考えてみると、
アルコールを口にするほうが体に悪かったのです。


この頃から本格的にアルコール依存症を疑うようになり、
家の中のお酒をすべて処分して、
口にすることができないようにしていました。


お酒を隠す作戦は功を奏したのですが、
しばらくすると家の外でお酒を飲むようになり、


しまいには外で買ってきたお酒を、
家のどこかに隠しておくようになっていました。


家族のみんなが寝静まったあと、
一人でこっそりお酒を飲むのです。


翌朝になれば酒臭い匂いですぐにばれてしまうのですが、
それでもお酒を隠すことはやめませんでした。


この頃には家族の誰もが、
アルコール依存症であることを疑いませんでした。


長い戦いの始まりでした。



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posted by マリコ at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | アルコール依存症の前兆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月02日

アルコール依存症の前触れ

今思えば、


お酒の量が増えていることに気づきながらも、
それがストレス発散になるならと黙認したことが、
身内のアルコール依存症を防げなかった原因だと思います。


あのときお酒の量が増えていることを注意しておけば、
こんなに苦しい思いをせずに済んだのにと、
ただ後悔するばかりです。


またアルコール依存症の前触れとして、
もう一つ思い出されるのが、


いつの間にか、
アルコールを「味方」だと思うようになっていたことです。


どういうことかというと、
初めの頃はお酒を飲みすぎて調子を悪くしたりすると、
昨日の深酒を反省していたのですが、


いつの間にか深酒を反省しなくなり、
「調子が悪いから会社を休むのは当たり前」と、
お酒を飲む行為を正当化し始めていたのです。


本当は調子が悪いのはお酒の飲み過ぎが原因で、
あんなに飲まなければ良かったと反省すべきなのですが、


お酒を飲むという行為を反省しなくなっていたのです。


本人の中で「お酒は正しいもの」となってしまい、
お酒の飲み過ぎで起きることは全て正しいと見なしてしまうのです。


だからアルコール依存症を心配し始めた頃は、
お酒の飲み過ぎを注意すると逆ギレするようになり、
お酒を飲むことの何が悪いと開き直っていたのです。


お酒の何が悪いという態度が見られるようになったら、
アルコール依存症の可能性が高いということでしょうか。


今思うと、あれが前触れだったのかも知れません。



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2013年09月01日

アルコール依存症は防止できた

一口にアルコール依存症といっても、
人によって様々な症状があるかと思います。


ですからその原因や進行具合など、
誰も同じということではないと思うのですが、


私の体験談で話をすれば、
身内のアルコール依存症の始まりは、
仕事のストレスではなかったかと思います。


会社で月々の売り上げノルマが課せられていたようで、
それが達成できるまで残業、残業の毎日。


会社で何日も寝泊りすることもありました。


最初は浮気を疑ったりもしたのですが、
本当に会社で寝泊まりしていることが分かると、


何もしてあげられない気持ちから、
酒の量が増えていくことを黙認。


酔っぱらって愚痴をこぼしても、
子供たちに我慢するよう言いつけていました。


今考えると、
会社のストレスを酒に任せるのではなく、
私が聞いてあげることが一番だったかと思います。


始めはほろ酔い程度だったお酒も、
日に日に暴言を吐くまで泥酔するようになり、
身の回りのモノに手を出すようになっていました。


お酒を飲まないときはごく普通なのですが、
お酒を飲むとまるで別人のようで怖かったです。


ストレスのはけ口をお酒に任せてしまったことが、
アルコール依存症を進行させた原因でないかと思います。



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posted by マリコ at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | アルコール依存症の前兆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アルコール依存症の前兆

アルコール依存症の家族を抱えたことで、
あらためて思い返してみると、


ある日突然アルコール依存症になるのではなく、
いくつかの前兆があったことに気づきます。


アルコール依存症は早期治療が大切と言いますが、
この前兆を知ることで、
アルコール依存症を直前で食い止めるべきです。


最初の前兆はその名の通り、
お酒の量が増えることです。


これまで一日ビール一本しか飲まなかった人が、
二本、三本と飲みだすようになったり、


夜だけでなく昼間もお酒に手をつけるようになれば、
注意が必要かも知れません。


これが一日限りのことであれば問題ないかも知れませんが、
連日そうなってくると、
アルコール依存症の前兆かも知れません。


ただ、この段階であれば、
ちょっと注意するだけで、
アルコール依存症にならずに済むかと思います。


家族がアルコール依存症にならないよう、
日頃の行動を観察すべきです。



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posted by マリコ at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アルコール依存症の前兆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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